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  1. 崇城大学紀要
  2. 第40巻(2014年度版)

通貨発行益の側面から見た最近の金融政策

https://sojo-u.repo.nii.ac.jp/records/833
https://sojo-u.repo.nii.ac.jp/records/833
3202aab3-16d5-4acd-9d2b-50dd4e29fd86
名前 / ファイル ライセンス アクション
01 通貨発行益の側面から見た最近の金融政策 (7.6 MB)
license.icon
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper _reDeposit_v1(1)
公開日 2015-04-01
タイトル
タイトル 通貨発行益の側面から見た最近の金融政策
タイトル
タイトル Japan's Recent Monetary Policy in terms of Seigniorage
言語 en
言語
言語 jpn
キーワード
主題Scheme Other
主題 量的
キーワード
主題Scheme Other
主題 質的金融緩和
キーワード
主題Scheme Other
主題 財務会計
キーワード
主題Scheme Other
主題 出口戦略
キーワード
主題Scheme Other
主題 中央銀行の独立性
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
内容記述
内容記述タイプ Other
内容記述 通貨発行益(シニョレッジ)とは何かに関しては各種の理解があるものの、中央銀行がその業務を行ううえで通貨を発行し、それを見合いに有利子の金融資産を取得することによって獲得する利益と定義することができる。これは、政府が補助貨幣(硬貨)を発行するときに得られる利益とは違い、通貨発行の見返りとして取得する金融資産の利息収入によって獲得されるものである。近年わが国では、政府の財政悪化、円高、デフレの持続を眺めて、政府紙幣の発行等が議論された経緯もあるが、2013年からは日本銀行によりアベノミクスに歩調を合わせて量的・質的金融緩和(QQE)が実施に移され巨額の国債購入等が続けられている。この政策は、継続されている過程においては日銀の収益としてのシニョレッジが増大するものの、その出口段階では、日銀の収益に大きなダメージを与える可能性があると思われる。この「異次元の金融緩和」とも言われる政策によってデフレから脱却し、成長軌道に回復していくことが期待されているが、そうした事態に至ったとしても、日銀の財務内容の悪化、ひいては通貨への信認の低下に繋がって、非常に大きな問題を抱えることになる可能性があることには注意が必要である。
作成者 河口, 和幸

× 河口, 和幸

WEKO 1965

河口, 和幸

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書誌情報 崇城大学紀要
en : Bulletin of Sojo University

巻 40, p. 1-18, 発行日 2015
出版者
出版者 崇城大学
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 21857903
国立情報学研究所 メタデータ主題語彙集
主題Scheme Other
主題 Departmental Bulletin Paper
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Ver.1 2023-07-25 10:17:15.639385
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