@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00000948, author = {橋本, 毅}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {システム内部に発生する異常を検知し診断するモデルベース異常検知診断システム1)は、検知や診断に有用な諸量を観測データから加工生成する部分とそれを基に最終的な異常の発生や異常の程度等を判断する部分から構成される2)。後者の部分には様々な方法3)~10)が用いられうるが、正常仮説と異常仮説の2つの仮説から構成される累積和法(CUSUM法)はそのある種の最適性や適用可能対象の広さから有力な候補の一つである。しかし、発生する異常の程度等が全く予測できない場合は、設定した異常仮説が実際に発生する異常と大きく異なる危険性がある。そのため、異常仮説を複数個設定することにより、そのうちの一つが実際に発生する異常に近くなると期待できる多重仮説CUSUM法の採用は検討に値する。多重仮説CUSUM法の性能を陽に示す理論式の導出は困難なため、本稿では最も一般的に考察される異常発生パターンを対象に、コンピュータシミュレーションによりその性能を詳細に把握し、類似した異常発生状況に対して多重仮説CUSUM法を適用する際の設計パラメータの設定作業に貢献するとともに、理論的な性能推定式導出の際の妥当性検証データを提供する。}, pages = {107--117}, title = {多重仮説CUSUM法による統計的変動の検知および分離性能に関する一実験的研究}, volume = {41}, year = {2016} }