@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00000915, author = {石川, 美由紀}, issue = {9}, journal = {崇城大学芸術学部研究紀要}, month = {}, note = {今回、修了研究において自身の過去や時間の経過を絵画上で表現することを目指し研究テーマとした。現代は絵画が描き手にとって自己を見つめ、成長するための大きな一手段であることも絵画の存在する一つの意義となったことも事実である。また、時間の経過に対する意識は人類が誕生以来、いつの時代も何処の国にあっても永遠に存在するもので、私個人の感情的なものとしてだけではなく、画面から感じ取ることが出来るような作品をめざした。 制作中自身の過去と向かい合い続け、記憶を呼び起こすものとして植物の写生を用いている。しかし、植物の写生の紙の上にあるのは色や線などの視覚的情報だけでありそれ以外の情報、例えば匂いや、天気、音や思ったことなどは残そうとして残せたものではない。そして、呼び起こされる情報の量は描く対象にどれだけ向かい合ったかに深く関係してくる。制作を終えて改めて写生の重要性に気付かされた。 また、本修了制作では過去遵守してきた1つの制作過程を変更している。制作のテーマに合わせ制作過程を変更することで今回は自身の中でいい結果を得られたと考えている。しかし、これまでの制作中次の工程に迷った時、小下図に救われたことも体験としてある。小下図をこれから作らないという訳ではなく作品にあった制作工程を選び取っていきたい。}, pages = {149--154}, title = {《花と歩く》 人物、植物をモチーフとした時の流れの表現}, year = {2016} }