@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00000847, author = {瀬口, 春一}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {本稿の目的は、これまでの全国学力・学習状況調査や国際比較調査(PISA、TIMSS等)及び理科教員の実態調査から、明らかにされている理科教育の課題を把握し、理科教員の指導力向上へ向けた方策等について考察し、これからの理科教員養成に資することである。 各種の調査結果から、次のようなことが明らかになった。 ① 児童生徒の理科の学力は国際的に高い水準を維持しているが、観察・実験の結果などを整理・分析した上で、解釈・考察し、説明することなどに課題が見られる。 ② 理科の学習は大切、将来役に立つという意識は他教科に比べて低く、理科に関係する職業に就きたいという意識は国際平均より低い。 ③ 理科教員の研修・研究に関する課題としては、授業準備等の時間不足が挙げられ、理科の教材研究に力を入れて取り組みたくても取り組めない状況である。  今後、効果的な教員研修や教材研究のための環境の整備が求められており、理科教員養成においても、これらのことを踏まえ、指導力の向上を図る取組が必要であると考える。}, pages = {163--173}, title = {理科教育の課題について -理科教員の指導力向上へ向けて-}, volume = {40}, year = {2015} }