@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00000842, author = {中山, 玄三}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {本研究では、理工系学部の大学生を対象に、科学的知識の特質についての理解の実態を明らかにすることを目的とした。調査1では、私立S大学理工系学部において、2年次生48名と3年次生34名の合計82名を対象に、2013年度後学期の1月下旬に質問紙調査を実施した。調査2では、国立K大学理工系学部において、3年次生50名を対象に、2014年度前学期の5月下旬に質問紙調査を実施した。調査1と調査2の結果に見られる共通点は、次のように要約できる。理工系学部の大学生は、科学的知識の特質のうち「発展性」と「実証性」については理解できているが、その一方で、「創造性」と「簡潔性」については未理解であると言える。そして、このような科学的知識の特質についての未理解状況は、大学の学年段階の違いや国立・私立の違いにかかわらず、いずれの理工系大学生集団の間でも、ほとんど共通する傾向である。したがって、科学的知識の特質についての未理解状況は、理工系の大学教育によって質的に改善される可能性があるというよりは、むしろ、この種の固定観念や構えが大学以前の科学教育によって定着してしまっているのではないかということが推察される。}, pages = {103--108}, title = {科学的知識の特質についての理解 -理工系学部の大学生を対象とした実態調査-}, volume = {40}, year = {2015} }