@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00000840, author = {梶川, 龍藏}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {操縦教育は学生と教員が一対一で向き合うなかで行われることから、操縦教員の果たす役割は極めて大きい。本学の行動指針である“個”を重んじ一人ひとりの学生目線に立った教育を行うためにも、教員は操縦士であるだけでなく人間の能力とその限界に関する知識を持ち、学生の進度に応じた巧みな教育技法を身に付けていなければならない。また、乗員養成の基礎課程では実際に飛行しながら教授し、ときには学生一人で飛行させなければならないことから、安全の確保が絶対的な条件であるという特徴がある。 我が国の民間航空は第二次世界大戦前後の不幸な断絶を克服して現在の発展をみた。公的あるいは航空会社による養成施設を主軸にした操縦士の養成がこれを支えてきた。その後、本学をはじめとするいくつかの大学が操縦士養成課程を併設し、乗員養成の一翼を担おうとしている。民間航空のさらなる発展を期すためには、優秀な操縦士を安定して継続的に育てる必要があり、養成校のすそ野を広げることが課題となっている。 このような操縦教育の特徴と歴史的な経緯を踏まえながら、その重要性が次第に増してくると思われる大学における操縦教育のあるべき姿について考察する。}, pages = {75--94}, title = {崇城大学における操縦教育 -操縦教員が考慮すべき事項-}, volume = {40}, year = {2015} }