@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00000835, author = {永松, 俊雄}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {本稿は、米国の環境法(スーパーファンド法)を事例として、政策過程における住民参加について政策学的観点から考察したものである。まず、政策に関する地域住民の受容意識と手続き的公正の重要性について触れたうえで、行政からの情報提供のあり方が住民の政策への信頼感に大きな影響を与えることを指摘している。次に、政策過程における協働的合意形成には住民と行政との信頼関係の構築が前提となることを示したうえで、住民参加を制度化された社会学習の機会として捉える必要があることを指摘している。次に、スーパーファンド法における住民参加に関する諸制度を概観し、具体的事例としてミルタウン貯水池/クラーク・フォーク川スーパーファンド・サイトを取り上げ、どのようなプロセスを経て除染、再生、再開発対策が検討、実施されたかを検証している。最後に、同法における各アクターの役割とアクター間関係を検討し、特にファシリテーターと専門家が、政策過程における住民参加の有効性確保に重要な役割を果たすことを指摘している。}, pages = {31--46}, title = {政策過程における協働的住民参加と合意形成 -米国環境法を事例として-}, volume = {40}, year = {2015} }