@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00000628, author = {納富, 哲雄}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {人力機の主翼主桁は、翼幅が20mを優に超えるため複数の異なる径のパイプを継いで構成される。また、胴体下部から主翼主桁へ斜めに補強ワイヤ(飛行時に機能するためのFlying Wireという)を張り、揚力による上曲げでの翼の破損を防ぐ。この主翼主桁のたわみは補強ワイヤ付き片持ち梁として解析できる。それは梁材のヤング率Eと断面二次モーメントIの積である曲げ剛性EIを全長にわたり一定とする一様梁や、階段状に変化させるステップ梁とした解析である。後者はワイヤ取り付け位置も関わり、階段数が増えるほど解析式の導出も煩雑となる割に有用性は限られる。また、継ぎ目でEIが不連続に急変することの検証も必要である。継ぎ目の構造設計には、曲げ荷重だけでなく補強ワイヤによる軸方向荷重を把握しておかなければならない。なお、人力機の主桁としても用いられるCFRPパイプは、積層繊維の向きと積層数の組合せでEIを調整できる利点がある。本論文では、補強ワイヤ付きの主翼主桁を、胴体との固定部から翼端に向けてのEIが一様な区間に非線形変化区間を継いだ場合について、補強ワイヤの伸びを考慮して梁の曲げたわみを解析する。まず補強ワイヤ付きの片持ち梁に集中荷重および等分布荷重が作用する場合のたわみ式を導く。次にワイヤによる垂直方向付加荷重を求める。計算例で人力機の主翼主桁のCFRPパイプの物性値を用い、ステップ梁との比較検討を行う。}, pages = {73--84}, title = {フライングワイヤ付き主翼主桁のたわみ解析 -曲げ剛性が非線形変化する場合-}, volume = {39}, year = {2014} }