@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00000623, author = {岩本, 晃代}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {1991(平成3)年の大学設置基準の改正、所謂「大綱化」は、大学に自律的な教育課程編成を求める教育改革であったが、一方では、教養部という組織の解体や「教養教育」の低迷等、当初は意図されなかったような現象をも引き起こした。さらに、最近では、高等教育はユニバーサル段階を迎え、学生の多様化とともに、後期中等教育の教育課程の多様化にも対応し得る「教養教育」の内容を検討しなければならなくなってきている。本稿の目的は、学士課程における「教養教育」の現状の課題を明らかにし、教育機能に支障をきたしている原因について考察することである。本稿では、「大綱化」以後の「教養教育」に関する先行研究を、主に、教育制度と教育機能との関係を視座として、分析・考察を行った。結論の要旨は以下のとおりである。教育課程編成の主体は、教員とその組織である。殊に「教養教育」は学士課程教育全体に密接に関連するため、改善には全教職員の意識改革が必要で、広義の「教育研究」についての理解及びFDの活性化が課題である。さらに、「教養教育」の質向上と、それを目指す教育改革の具現化には、全学的な求心力のある組織体制の構築が望まれる。}, pages = {27--37}, title = {学士課程における「教養教育」の課題に関する考察 -教育制度と教育機能との関係を視座にして-}, volume = {39}, year = {2014} }