@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:02000047, author = {西澤 賴孝,原北 祥悟}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {本稿は、高等学校における特別活動が担う教育的意義について、熊本県立玉名高等学校を 事例にして検討を行った。先行研究でも指摘されている通り、高校における特別活動の重要 性は教科等と比べて相対的に劣位に置かれがちである。しかし、だからといって特別活動を 軽視して良いわけではない。教育の目的が人格の完成にあることを踏まえれば、教科等の知 識や技能とともに人格形成に欠かせない他者との協働や合意形成、人間関係形成、自己実現 の経験は特別活動を核にして取り組む必要がある。 熊本県立玉名高等学校体育祭を事例に分析すれば、人間関係形成や社会参画といった特別 活動が目指している資質・能力は学校が持つ歴史や伝統に強く支えられていた。特別活動を より充実したものへと昇華していくためには、歴史・伝統等の環境的な側面も重要な役割を 担うが、やはり教職員一人一人が特別活動の意義を再確認し、各種教育活動に反映させてい こうとする態度が求められるだろう。}, pages = {49--58}, title = {公立高等学校における特別活動の実践に関する一考察 ―学校行事に焦点を当てて―}, volume = {49}, year = {2024} }