@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00001617, author = {水月, 晃 and 楢﨑 教子 and 本多 壮太郎 and 則元 志郎}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {日本固有の文化として位置づけられている「武道」と類似した「西洋格闘技」を比較検討することにより、日本の伝統的な運動文化としての武道を再検討し、学校体育における指導内容・方法および教材化の視点等を抽出・整理することを目的とした。日本武道と西洋格闘技を比較検討するために、武道教材としての空手道・柔道・剣道と各々の特徴が類似しているボクシング・レスリング・フェンシングを選択した。その結果、武道としての「本質」を中核に据え学修させることが重要であり、具体的な教材内容としては、武道における伝統技能と精神の象徴である「型(形)」を基盤に、礼に始まり礼に終わるといわれるように、相手を敬い己を律する「礼」と「克己心」、「義」の精神に基づいた正義やフェアプレイ、技の攻防後は然ることながら日常生活における「残心」の身構え・心構えを教材の中核として学修させることが肝要であると考えた。また、教師から一方的に教え込むやりかたではなく、学習者の実感に基づいた真の理解と授業の空間を超えた実践を目指して、適切な状況や場を設定すべく工夫が図られる「空間づくり」が必要であると導き出された。}, pages = {11--20}, title = {「道」の行方と学校体育:武道と西洋格闘技との比較と学校体育}, volume = {45}, year = {2020} }