@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00001576, author = {岩本, 晃代}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {村野四郎は第二詩集『体操詩集』(昭和一四年)によって「モダニズム詩人」として近代詩史上高く評価されてきた。しかし、その評価は限定的であり、彼の詩業のごく一面をとらえたものにすぎない。また、第一詩集『罠』(大正一五年)により詩人として出発する以前から多くの俳句を発表してきたことも、研究上ほとんど知られていない状況にある。村野四郎の詩的出発期には俳句の創作が大きく影響していると推察される。『体操詩集』は、彼の多様な作品群をふまえて新たな視座からの検証が必要な詩集である。 本稿は村野四郎の代表的詩集『体操詩集』を含めた戦前の詩的方法獲得の過程を今後検討するため、「文章倶楽部」「中央文学」「層雲」「風流陣」等の雑誌を中心に調査し、これまで明らかにされていなかった多くの俳句作品を資料編としてまとめたものである。さらに、本資料をもとに『定本村野四郎全詩集』の「村野四郎年譜」の記述についても一部修正等を施した。}, pages = {59--78}, title = {村野四郎初期作品資料―『体操詩集』前後の俳句を中心に―}, volume = {47}, year = {2022} }