@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00001384, author = {小出, 美香}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {中学・高校の理科教員志望の学生が必修科目として受講する物理学の授業でペットボトルを使った簡易な実験を行い、学生が将来教員として実験を取り入れた授業を行う力-実験力-の育成を試みた。ここでの実験力とは具体的には授業で演示実験をしたり生徒に実験を指導する力、実験結果の考察を生徒とともに行い生徒の理解を深める指導をする力、およびそれらを行おうとする意欲である。授業後には、学生へのアンケートにより今回の試みの有効性を調査した。理科実験には危険が伴い、配慮すべき事項が多く、安全対策が必要である。また行った実験をどのように授業で使い、生徒の理解につなげるかについても、教師の工夫が必要である。今回学生たちは実験、観察、結果の考察、クラスメートの発表や教師の解説によって物理法則を深く理解できた。また自分が生徒に教えるときの注意点や工夫を考えることで実験力を養った。本稿で紹介する実験は熱力学(物理)、大気圧(地学)、水の状態変化(化学/物理)などを教える際に教材として用いることができる。今回の経験は将来彼らが教育現場に立ったときに役立つものと思われる。}, pages = {247--256}, title = {理科教員養成における実験力の育成―熱力学へのペットボトル実験の導入―}, volume = {44}, year = {2019} }