@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00001380, author = {北田, 良二}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {我々の生活において樹脂材料の適用範囲は幅広く、様々な分野で活用されている。例えば、医療や化学の分野においては、微細形状を加工したシリコーンやアクリル樹脂が分析チップとして使用されており、低コスト化、大量生産に向けた対応が進んでいる。分析チップの製作においては、樹脂材料へ微細形状加工を行う様々な方法が提案されており、高効率な加工方法としてレーザ加工が注目されている。しかしながら、レーザ加工は発振器が高価であり、加工コストが高くなるといった課題もある。そこで、本研究では、比較的安価であり樹脂材料の加工に適した炭酸ガスレーザを用いて、最も汎用的な樹脂材料の一つであるアクリル樹脂に対して微細加工を行い、その加工特性を評価した。炭酸ガスレーザを用いたアクリル樹脂の微細加工として、精密切断加工および微細形状加工に取り組んだ結果、切断溝幅0.5 mm以下のレーザ切断、□0.5 mm程度のパターン形状のレーザ彫刻が可能であることがわかった。本研究により、炭酸ガスレーザを用いた樹脂材料に対する低コスト、高効率な微細加工の可能性を確認することができた。}, pages = {203--210}, title = {炭酸ガスレーザによるアクリル樹脂の加工特性―レーザ切断およびレーザ彫刻による微細加工―}, volume = {44}, year = {2019} }