@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00001364, author = {田代, 敬大 and 吉岡 聡也}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {住宅地需要者集団に付け値分布、土地供給者に資産選択行動を想定し、各種用途の均衡条件に基づく都市内土地利用モデルすなわち「多地区多財均衡モデル」を用いて、都市人口を外生変数とする閉鎖都市における多用途の土地利用形態を表現した。特に本稿においてはこれまでの農地、中所得者住宅地、高所得者住宅地に加えて、低所得者の集合住宅いわゆるアパートと中所得者の集合住宅いわゆるマンションの集合住宅を考慮することにより、現実の都市内土地利用を説明する理論解を提示した。これにより、解法が難しい閉鎖都市においてもすべての住宅地利用が理論的に解明できることを示した。次に、閉鎖都市人口は一定に保ちつつ、アパート需要者数を減少させて同数の中所得者住宅地需要者数を増加させた比較静学分析を行った。これによると、外生変数を変化させたアパートおよび中所得者住宅地の均衡付け値分布・均衡土地利用構成比が変化するのは当然であるが、各用途の立地競合を通して、外生変数を変化させていないマンションおよび高所得者住宅地の均衡付け値分布・均衡土地利用構成比にも影響を与えることが解明された。}, pages = {29--38}, title = {閉鎖都市条件下における多用途土地利用形態―付け値分布と資産選択に基づく都市内土地利用形態(その9)―}, volume = {44}, year = {2019} }