@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00001362, author = {岩本, 晃代}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {戦前の村野四郎への評価は、第二詩集『体操詩集』(昭和一四年)に限定されてきたといっても過言ではない。だが、当時、村野四郎は他にも多くの詩を書いており、『定本村野四郎全詩集』には、『体操詩集』に収められなかった詩篇の一部が「『体操詩集』拾遺」としてまとめられている。本稿では、「拾遺」及び、それにも収められなかった『体操詩集』と同時期に書かれた作品群に着目した。これらの中には第三詩集『抒情飛行』(昭和一七年)、さらには第四詩集『珊瑚の鞭』(昭和一九年)に所収された詩篇もある。本稿では、新即物主義の詩人として定説化されている当時の村野四郎について、『体操詩集』の一部の詩篇及び同時期の作品群を新たな視座から検証することにより、女性をモチーフにした新しい詩世界の一面を明らかにした。}, pages = {8--24}, title = {『体操詩集』とその周辺―村野四郎ノート(二)―}, volume = {44}, year = {2019} }