@article{oai:sojo-u.repo.nii.ac.jp:00001310, author = {園部, 博範 and 井坂 真紀子}, journal = {崇城大学紀要, Bulletin of Sojo University}, month = {}, note = {揺れる中学生の時期を過ぎ、青年期の中期にある高校生は、成人期に向かい現実と理想の葛藤の中で、「自分とは何か」という課題に直面する。所謂、自我同一性を確立しなければならない時期にさしかかるのである。この時期にあっては、自分や他人への関心が高まり、「包み込まれ感」「自己肯定感」「勤勉性感覚」「自己表現性社交感覚」(野中,2002)といった自分が自分自身を認め、周りからも認められているという評価に伴う「自尊感情」が成人期に向かう彼らにとって必要となってくる。今回、ある高等学校の1年生、2クラスの生徒たちを対象に、「3観点で捉えた自尊感情測定尺度」(東京都教職員研修センター,2010)を用いて、自尊感情を高めるためのプログラム(STEP)を実施し、その前後の比較検討を行った。また、実施した後生徒たちにアンケートを行った。その結果、プログラム実施前後の比較においては、3領域の中の「自己評価・自己受容」は他の2領域よりわずかによい変化はあったものの、期待されるような結果とはならなかった。しかし、アンケート結果では半数以上の生徒がこのプログラムへの肯定的評価を表す結果となり、このプログラムの意義が認められた。}, pages = {149--157}, title = {高校生の自尊感情を育む取り組み}, volume = {43}, year = {2018} }